2020,02,06企業向け

ヨガを福利厚生に利用することのメリット

働き方改革の一環で、福利厚生が今まで以上に注目を集めています。福利厚生というと、交通費や家賃補助、研修費用や社員同士の飲み会費用の補助などが一般的ですが、最近はIT系企業やベンチャー企業、女性社員が多い企業などを中心に、福利厚生にヨガを取り入れることで社員一人一人の働きやすさを実現しようとする企業が増えてきています。そこで、福利厚生にヨガを取り入れることのメリットをご紹介したいと思います。

福利厚生とヨガ

① 社員のパフォーマンスが上がる

ヨガは呼吸を意識しながら行う全身運動なので、縮こまった心身の状態を伸ばし血行を上げることで、様々な心身の健康メリットが期待できます。ヨガの心身の健康メリットとして、

「ダイエット効果」

「ストレス軽減」

「精神面の安定」

などが挙げられますが、ヨガによって心身の状態が向上するので、集中力が高まり仕事のパフォーマンスが上がることにつながるのです。
海外でも、高いパフォーマンスが求められて高プレッシャーに苦しむ金融系やIT系企業を中心に、福利厚生としてヨガレッスンを入れている企業も多いようです。

② 社内の人間関係がスムーズになる

転職者の転職を検討する理由のトップ3には必ず「社内の人間関係の問題」が入ってきます。

社内の人間関係の問題を解決すると、離職率の低下や社員の満足度向上につながるのですが、人間関係というセンシティブな問題を対処するのはかなり難しい・・・対応に悩んでいる担当者の方も多いようです。

ヨガをすることで、セロトニンという別名「幸せホルモン」という神経伝達物質が分泌されるので、心身が安定したり幸せな気分を持続できたりする効果が期待できるのできるのです!

ヨガを福利厚生に取り入れると社員の心身が安定しストレスを感じにくくなるので、結果として関節的に社内の人間関係をスムーズにするという効果が期待できます。

③ 採用ブランディング効果

社員を大切にすることを理念として訴求している企業は多いのですが、どうやって社員を大切にするのか具体的な福利厚生の施策にまでその理念を落とし込めていない企業は少なくありません。

そうした中で、福利厚生にヨガを取り入れることで、企業として「社員一人一人の心身の健康を徹底的にサポートする」姿勢をアピールすることができるので、採用ブランディング効果が期待できます。

④社内コミュニケーションが活性化

ヨガは全身運動ではありますが運動経験がない社員の方でも気軽に参加しやすいハードルの低さが魅力の一つ!

ヨガを通じて業務ではあまり関わりの無い社員同士のコミュニケーションが生まれます。さらに社内の縦と横のつながりが強化されるので、社内の人脈が増えて仕事がスムーズにできるようになるなど、社内コミュニケーションが活性化することで業績が向上したという事例も数多くあります。

⑤ 社員の帰属意識が高まる

福利厚生にヨガを取り入れることで、社員一人一人の心身の健康が向上し、パフォーマンスが向上することで業績も向上、社内コミュニケーションも活性化というように好循環につながることを社員が実感することができます。

それにより社員一人一人の会社への帰属意識が高まるという副次的なメリットもあります。そこからまた社員のパフォーマンスが向上し、離職率が低下し、企業は健全な成長を遂げることができるようになっていきます。

福利厚生にヨガを取り入れることで様々なメリットが期待できますが、福利厚生にヨガを取り入れるコストは費用面でも労力面でも他の福利厚生に比べて低いのが、実は最大のメリットなのかもしれません。

企業改革に、まずはヨガを福利厚生に取り入れることをお勧めします。