2022,03,11ヨガ

ヨガのインストラクターになるには?必要な要素や資格取得について解説

ヨガ

ヨガのインストラクターになるには、さまざまなルートがあります。就職や営業活動に有利な資格も、国際的なライセンスから民間資格まで多岐に渡り存在。初心者向けの通信講座も数多くあります。

現在日本国内には約一万人のヨガインストラクターがいるといわれており、その数は年々増加しています。特に昨今ではコロナ禍におけるステイホームの影響で、ヨガの資格取得を目指している人は、例年よりも増加傾向にあるといわれています。ということはつまり、それだけライバルも多くなるということ。

これからヨガのインストラクターを目指す人は、まずどんなインストラクターになるか考えたうえで、それに必要な要素や資格を知りましょう。

ヨガのインストラクターになるには?

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ヨガインストラクターに求めるニーズは、年々多様化しています。よって今後は、求められるニーズと自分が目指すインストラクター像を重ね合わせながら、自分が取得するべき資格を吟味することが考えられます。

ヨガのインストラクターになるのに資格は必要ない

現在ヨガの公的な資格は存在しておらず、ヨガインストラクターは無資格でもなれる職業です。年齢や経歴に関係なく誰でも目指すことができる点が魅力の一つといえますが、自由度が高い分競争も激しいため、ブランディングや集客をしっかりして他所と差別化を図る必要があります。

ヨガのインストラクターになる方法

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ヨガのインストラクターになるには、主に3つの方法があります。

本や動画を参考にしたりスタジオに通ったりし、独学で学ぶ
②資格を取得する
③未経験でスタジオに勤務しながら学ぶ

それぞれの項目について解説します。

①本や動画を参考にしたりスタジオに通ったりし、独学で学ぶ

ヨガを学ぶ主な方法は、大きく分けて以下2つ。

①本や動画を参考にする
②スタジオに通いインストラクターから直接学ぶ

これらの方法でヨガを学びながら、独学でインストラクターに必要な知識や技術を身に付けていきます。

オンラインレッスン

①本や動画を参考にする。

最近では、初心者でも簡単に実践できるヨガレッスンの本が書店に売られていたり、動画が配信されたりしており、これらを参考にしながら独学でヨガを身に付けるのも一つの手です。ポーズだけでなく、ヨガの歴史や哲学、呼吸法なども独学で学ぶことが可能です。

しかし、独学の場合は自分のポーズを客観的に見て指導してくれる人がいないため、自分のクセやウィークポイントを把握しにくいデメリットがあります。そんなときは、単発で行われるワークショップや地域のイベントなどに参加し、理解を深めるとった方法もあります。

そんな時は、単発で行われるワークショップに参加したり、インストラクター養成コースの専門コースに通ったりしてカバーしましょう。

②スタジオに通いインストラクターから直接学ぶ

ヨガスタジオに通い、インストラクターから直接学びながらインストラクターを目指すことも可能です。インストラクターはヨガの知見が深く、経験も豊富。自分が尊敬するインストラクターをロールモデルにすることで、モチベーションも維持できるでしょう。

資格を取得する

ヨガ

ヨガの資格は、ヨガを学んだことを証拠するもの。ヨガの資格を取得することで得られるメリットは以下の3つ。

・生徒に信頼してもらえる
・仕事の幅が広がる
・自分の自信につながる

雇用する側も、ヨガを安全に教えてくれるインストラクターを選びたいものです。ほとんどのヨガインストラクターが資格を持っているなか、無資格で信頼を得るというのは難しいでしょう。資格を持っていても経験が浅いと仕事を得られない場合もあります。

ヨガの資格を取得したら終わりではなく、むしろスタートライン。そこからどれだけ経験や学びを得ているかが重要になります。

ヨガの資格についてはこちらの記事からも!

③未経験でスタジオに勤務しながら学ぶ

インストラクターになるための最短ルートは、未経験可の求人を出しているスタジオに就職することです。

最近では、未経験OKの求人を出しているスタジオが多く、入社後長く働いてくれる人材の育成に注力しています。入社後はインストラクターになるための研修や講座を開き、インストラクターを育成します。独自の資格制度を設けているスタジオもあります。

このパターンの場合、働きながら学べるので民間の資格より取得にかかるコストを大幅に抑えることができます。研修の内容や資格制度はスタジオによって異なるので、応募前によく確認しておきましょう。

ヨガのインストラクターになるにはどんな資格が必要?

勉強

ヨガのインストラクターになるための資格は国内外にたくさんあります。講座では、ヨガの実践はもちろん、指導者としての実技やヨガの基礎と理解を深めることがメインとなります。

いくつもあるヨガインストラクターの資格のなかで、どれを選べば良いのか、またどこで取得できるのか。代表的な資格を5つ紹介します。

国際資格

【全米ヨガアライアンス認定資格(RYT200)】

ヨガをするアメリカの女性

米国バージニア州にあるヨガインストラクター資格を認定する非営利団体です。ヨガインストラクターの教育水準を高めるため1980年代に設立されました。ヨガ業界の中では最も知名度が高く、世界70か国以上で展開しています。ヨガについて網羅的に学ぶことができ、海外でも通用する資格です。

【難易度】初心者でも比較的容易にチャレンジできる。
【期間】短期集中(留学)…最短14日~1ヵ月
    通学…数か月~約1年
    オンライン(一部のスクールに限る)…約2ヵ月~4ヵ月程度
【費用】約30万~60万

【インド中央政府公認資格】

インド

専門知識をもつヨガインストラクターを養成するために、インド政府が設立した養成機関で取得できるインド中央政府公認のヨガインストラクター資格です。日本ではインドのヴィヴェーカナンダヨーガ研究財団と、日本のヨーガ・ニケタンが共同で養成講座を開催しています。

【難易度】筆記試験・実技試験・卒業論文があるのでしっかりと勉強する必要がある。
【期間】YIC(ヨーガ教師養成講座)…約1年間
    YTIC(ヨーガ療法士養成講座 )…約2年
【費用】YIC(ヨーガ教師養成講座)…約14万円
    YTICヨーガ療法士養成講座 )…約30万円

国内の民間団体による資格

ヨガ

日本国内のNPO法人や協会が発行している資格です。種類も数も非常に多いですが、国際的な資格と比べると、取得にかかる期間が短く費用も安め。難易度も低いので、インストラクターとしての第一歩としておすすめです。ここでは国内で発行されている代表的な資格を簡単に紹介します。

【NPO法人日本ヨガ連盟 ヨガインストラクター】

ヨガの健全な普及と発展を目指して設立された資格です。講座は1日6時間程度、7日間のコースがあり、ヨガの基礎から理論、高齢者向けヨガ、東洋医学論まで幅広く学ぶことができます。

【期間】1日6時間×10日間
【費用】約25万円(別途試験料、登録料が必要)

【社団法人日本ヨガインストラクター協会 マスターコース(3級)】

美容・健康・ストレス解消を目的としたヨガを広め、インストラクターの技術向上を目的に設立された資格です。1級から3級まであり、ヨガインストラクターの転職サポートにも力を入れています。ヨガの本質を理解し、安全な指導ができるインストラクターの育成を主としています。

【期間】38.5時間 
【費用】約77,000円(別途入学金54,000円と試験料、登録料が必要)

【一般社団法人全日本ヨガ協会 マスターコース(3級)】

ヨガで健康社会を築き、日本全国にAJYA加盟校・加盟教室・優秀なインストラクターを配置することを目的として設立されました。AJYAラインセンスは1級から3級まであり、級数により全日本ヨガ協会が承認・指導する認定校や認定教室の主催者となる資格とも対応しています。また取得後は認定校や認定教室の開校や独立も可能です。

【期間】36時間 
【費用】約8万円(別途入学金50,000円と試験料、登録料が必要)

ヨガのインストラクターになるにはこの要素が欠かせない

ヨガ

人気のヨガインストラクターには、共通する要素があります。

指導者としての資質

まずは、心からヨガを愛しているという気持ちが大前提にあります。インストラクターになっても毎日自主練し、ヨガの効果を自分自身で体感している人は、その素晴らしさを生徒に伝えることができます。逆に、インストラクターという職業をビジネスの一つとしてとらえている人は、教科書のようなレッスンプログラムになり、生徒に楽しさを伝えることができません。

また、専門用語ばかり並べず、シンプルでわかりやすい言葉で伝える能力も必要です。言葉足らずだったり、難しい言葉ばかり使ったりすると、生徒もポーズに集中できなくなります。

常に学び、自分磨きをしている

晴れてヨガのインストラクターになったとしても、そこがゴールではありません。生徒のお手本であり続けるためには、ヨガの理解を深めたいという気持ちを持ち続けることが大切です。生徒への指導や自主練だけでなく、ヨガを教えるという経験から学ぶことも多いもの。私生活においても、インストラクターとして輝くために自分磨きの時間を持つことが必要です。

ほかの流派にも柔軟に対応し常に学び続けている

時代によって、ヨガの価値観や人々がヨガに求めるニーズも変化していきます。ヨガを教える立場としても、ヨガの伝統は守りつつ多様化する価値観やニーズに柔軟に対応する姿勢が必要です。自分の流派だけに固執していると視野が狭くなり、生徒のニーズ応えることもできなくなってしまいます。そうなると、ヨガの本質からも離れてしまうことに。自分の流派とは異なる人たちと接し、取り入れられる心の余裕を持ちましょう。

まとめ

ヨガのインストラクターになるには、独学や資格取得、スタジオに勤務しながら独自の資格制度を利用するなど、さまざまな方法があります。かかる日数や費用もそれぞれ異なっているので、自分のキャリアプランやライフスタイルに応じて目指しましょう。

また、ただヨガが上手いだけでは人気のインストラクターにはなれません。生徒に寄り添い、一人一人のレベルに合ったレッスンプログラムを提供することはもちろん、インストラクター自身も常にスキルアップしてゆくことが求められます。今後は、多様化する社会環境や時代の変化にも対応できる柔軟さが必要となるでしょう。