ダイエット 初心者にありがちな 間違え
初めに
せっかくこれからダイエットに望もうというのなら、できるだけ早く ・ 効率よく結果を出したいですし、その状態を長くキープしていきたいものですよね。
しかしダイエットなどフィットネスの分野においてはブームに乗っかって次から次に新しい情報が出ては消えて、ということが多く、自分では良かれと思ってやっていることが知らず知らずの内にマイナスの効果をもたらしていることもあるかもしれません。
今回はダイエットを進める上で知らず知らずの内に初心者が犯してしましがちな間違いや、ダイエットが成功しない理由をいくつかまとめてみました。
自分のダイエット生活に当てはまっているものがないか確認してみましょう。
①睡眠時間が足りない
苦しい思いで何時間トレーニングしても、休養の時間が不足していては目標とする身体には遠く及ばないしょう。
脂肪を燃焼しようと一生懸命運動しても、使った筋肉に送り込む栄養とそのための時間がなければ筋肉は育ちませんし、きれいにシェイプアップすることは難しいでしょう。
私たちの身体は寝ている間に作られます。
1日の3分の1近くを占める睡眠が重要でないわけがありませんよね。
部分的な改善ももちろん必要ですが、睡眠時間がきちんと確保された生活リズムがとれているか、生活習慣そのものを見直す必要があるかもしれませんね。
②極端に食事を減らす ・ 摂らない
ガソリンのない車は走ることができないのと同じで、身体を動かしたり筋肉をつけることはもちろん、脂肪を燃焼させるのにもエネルギーが必要です。
基本的に生き物は自分でエネルギーを作り出すことができないため、外部から摂取したものからエネルギーを産出する必要があります。
ではそのエネルギーの基となるものは何かというと、ズバリ食事です。
ダイエットしている女性にありがちなのが「太りたくないから食べない」という考え方。
これは筋肉の量や代謝を著しく低下させ、一時的に体重が下がったとしても結果としてリバウンドを招くことになります。
効率よく長期的なスパンでいい身体でいるためにも、自分の身体がどれくらいの栄養が必要なのかを計算して、その値に到達できるようにしっかりと食事を摂りましょう。
③運動のしすぎ(オーバーワーク)
ハードなトレーニングはあなたの身体を強く・美しくしてくれますが、それはあくまで適度な範囲の中での話です。
動けば動くほど脂肪が燃えてくれるかというと、そんなことは決してありません。
過度な運動は心身にとってストレスとなるのです。
ストレスは万病の源とも言われますが、ダイエットに関してもそれは当てはまります。
やる気の低下や身体の不調など、ありとあらゆる不利益をもたらすのです。
また、コルチゾールという筋肉を分解するホルモンを呼び起こし、筋肉を分解して身体に脂肪を蓄えやすくしてしまいます。
人生をより豊かに・良いものにしようと始めたダイエットなのに、そのせいで自らの心身を滅ぼしてしまっては本末転倒ですよね。
過ぎたるは及ばざるが如し。
あくまでも心地よいと感じられる程度の運動に留めておくのがポイントです。
④サプリメントに頼る
メディアやSNSでこういった謳い文句を見たことがある人はいますか?
「飲めば〇〇kg痩せる!」
「飲むだけで腹筋が割れる!」
これらは全部聞こえのいいウソです。
飲むだけで脂肪が燃えて身体が変わるサプリメントなんてものはこの世に存在しません。
今まで生きてきた食生活や生活習慣の積み重ねでできているのが今の私たちの身体なのですから、小さなカプセル1つで劇的に身体を変えてしまうような物はかえって危険だと考えるべきでしょう。
きちんと食事を摂った上で、それでも足りない栄養を補うのがサプリメントですから、まずは炭水化物・たんぱく質・脂質・ビタミン・ミネラルの5大栄養素がしっかり取れる食生活を心がけましょう。
サプリメントを摂るのはそれがきちんと習慣づいてからでよいですし、あれこれと色々な商品を取り寄せる必要はないのです。
まとめ
ダイエットは決して難しくありません。
体重を落とすということに対して自信がない人・ダイエットに対してのハードルが高い人は、少し考え方を変えてみましょう。
本来必要な量を越えて余分に吸収された栄養を脂肪として蓄えているだけですから、消費されるエネルギーを大きくしていけば必ずダイエットは成功します。
上でいくつか挙げたように、ボディメイクを成功させるカギは運動と栄養と睡眠のバランスです。
これらのバランスがとれてくると、自ずと本来のスリムな身体に戻ってくるはずです。
基本的にダイエットは断続的・短期的なものではなく長期的なものであり、もっと言えばライフスタイルそのものです。
食事・運動・睡眠のバランスを整えるためにも、いくつか当てはまるものや思い当たるものがあった人は少しずつ普段の生活を通して改善するように努めてみましょう。
カラダづくりだけでなく様々な場面でよい影響が出てくるはずですよ!