Gotoキャンペーンを活用した有効な施策とはこんな時だからこそ企画を行うべき理由と抑えるポイント

「Go To キャンペーン」復活が期待されているホテル業界。昨年末に一旦停止されて以後、未だに再開の目処は立っていませんが、コロナ禍の規制も緩み始めている今「そろそろ復活では?」と囁かれています。

「Go To キャンペーン」は、旅行代金の一部を国が補助するキャンペーンです。旅行客は低額で宿泊できるためホテル側にとっても集客しやすいメリットがあり、前回のキャンペーンでは、特別プランを練ったホテルもありました。中にはあえて宿泊料金を上げ、高級なサービスを提供することにより収益アップを図ったホテルもあります。

ホテル業界の皆様は前回の「Go To キャンペーン」において、どのような施策を打たれましたでしょうか。

今回この記事でお伝えしたいのは、次回11月頃に予定が噂されている「Gotoキャンペーン」における施策が、前回のままでいいのかということです。

旅行代金が通常よりも安い期間ではありますが、ホテルの価値を下げずにリピーターを増やしていく施策とはどのようなものなのか、その点ついても解説します。

1.Gotoキャンペーン時の企画内容が重要な理由

宿泊代金が値引きされる「Go To キャンペーン」。旅行客にとっては大変お得で嬉しいキャンペーンです。前回の Gotoトラベルでは、宿泊代金の35%が割引され、さらに15%が地域で使えるクーポンとしてもらえたため、ほぼ半額の価格で宿泊できました。

特に人気が集中したのが、高級ホテルです。普段は手が届かない高級ホテルに「半額で泊まることができる」という理由から予約が殺到。ホテル側としても高い経済的効果を得られたことでしょう。

ただその反面、割引後の金額に慣れてしまったがために、キャンペーンが終了して通常の価格に戻った際「高い」と感じてしまう人が続出し、ホテルから足が遠のいてしまう可能性があります。こうなってしまうと「キャンペーンがなければ集客できない」という状態に陥り、キャンペーンではないのに値引きせざるを得なくなります。

そうならないためにも、「Go To キャンペーン」に特化した企画は非常に重要なのです。

2.リピーター作りに成功している宿泊施設の企画とは

1.嬉野温泉大村屋|嬉野茶の活用で「人の想い」に触れる

嬉野温泉街にある老舗旅館大村屋では、周辺施設の活用や地域活性の活動も行っています。特に注目したいのは、リピーターを集める仕組み。

大村屋では、嬉野の名産「嬉野茶」を集客施策に活用しています。

大村屋の地下1階には嬉野茶を提供するティーサロンがあります。そこでは、茶葉製作者自らがホスト役となり、お茶に対する想いやこだわりを会話の中で語ってくれます。

また、お茶を一層味わえる居心地の良い雰囲気作りにもこだわっています。そのような空間で製作者の生の声を聞いたり、想いに触れたりするという経験は、利用客の記憶に大き

その結果、利用客には「いい旅館に泊まった」という記憶だけでなく「また会いたい」「会ってまた話を聞きたい」という想いが生まれ、リピートにつながっているのです。

2.ヒルトン東京お台場|チャペルでのヨガを通して自分を知る経験

ヒルトン東京お台場では、2021年4月よりチャペルでのヨガレッスンをスタートしました。

チャペルから一望できる綺麗な景色を眺めながらヨガを体験できるという点は、他店にはない魅力であり強みです。

利用客の中には、「レッスンを受けるために宿泊した」人や「月に1~2回継続してきている」という人もいて、新型コロナウイルス感染防止により定員人数が制限されている中でも、予約が満員に達しているとのこと。

このようにリピーターが多いのは、普段は行くことのない場所で「ヨガ」を体験することにより、自分の心や体と向き合い、知ることができるからです。

レッスン終了後はインストラクターや他の受講者と会話をすることで、悩みや不安も解消されます。このような経験から「またレッスンを受けたい」と思ってもらえるのです。

3.リピーターを作るために必要な企画の要素

以上の例から得られる、リピーターを作るために必要な要素は以下です。

✓特別な空間で、特別な時間を提供する
✓人の想いに触れる機会を提供する

この2つの要素がある企画は、思い出によく残ります。そして「また会いたい」、「また経験したい」という欲求を生み、リピーターの獲得につながっていきます。

yogamatchでは、このような企画のご提案から、企業様の要望に合うインストラクター紹介まで行っております。「低コストで企画したい」、「効果的に宣伝してほしい」といった要望にもお応えします。

企画にお困りの際は、是非一度ご連絡ください。