ヨガが肩こりに効く3つの理由|自宅でできる肩こり解消ポーズ3選
「ヨガで肩こりって解消できるの?」
「どんなポーズだと肩こりに効くんだろう?」
このような疑問をお持ちではありませんか?
本記事では、慢性的な肩こりにお悩みの方に向け、
- ヨガが肩こりに効く3つの理由
- 肩こりに効く3つのヨガポーズとやり方
などを紹介していきます。
ヨガを取り入れることで、肩こりが改善される可能性は高いです。その理由や、具体的な効果について詳しく見てみましょう。
ヨガが肩こりに効く3つの理由
ヨガが肩こりに効くといわれる3つの理由は下記の通りです。
- 血流が改善されることで緊張が和らぐ
- 精神的な部分から肩こりの改善を促す
- 姿勢を改善することで肩こりを抑える
それぞれの理由について詳しく解説していきます。
1.血流が改善されることで緊張が和らぐ
体が緊張している状態が続くと血流が滞るため、肩こりは悪化します。また、慢性的な運動不足で血流が悪くなるということもあるでしょう。
しかし、ヨガで筋肉を動かしたり伸ばしたりすることで血流が良くなるため、肩こりの解消につながります。血流が良くなると新陳代謝も上がりますから、太りにくい体づくりにもつながるでしょう。
2.精神的な部分から肩こりの改善を促す
慢性的なストレスは肩こりの原因になりえます。
ヨガのポーズをとり、深くゆったりした呼吸を行うことで、交感神経と副交感神経の働きを整えることができます。
さらに、リラックスした状態を作り出すことでストレスの解消にもつながるため、精神面から肩こりを改善することにもつながるでしょう。
3.姿勢を改善することで肩こりを抑える
ヨガのポーズは、骨盤や骨格を矯正させる効果があるため、ポーズを継続的に取り続けると姿勢が自然と良くなります。
骨盤や骨格が本来の位置に戻ることで、筋肉が緊張しづらくなりますから、無理することなく肩こりが改善されるでしょう。
ヨガ以外に肩こりを抑える方法
番外編となりますが、ヨガ以外で肩こりを押さえる方法も紹介します。
- 肩を温める
→肩を温めることで、血行不良が改善されて筋肉に栄養が行き渡るようになるため、肩こりが抑えられます。ただし、筋肉が炎症を起こしていたり、スジを痛めたりしている場合は温めると悪化する可能性があるので注意しておきましょう。
- 上半身全体をほぐす
→上半身全体をほぐすと血流が良くなるため、肩こりの改善につながります。首や背中だけを伸ばすだけではなく、上半身全体を伸ばすようにしましょう。
- ストレスをためない
→ストレスは、筋肉を緊張させる交感神経を優位にしてしまうため、血流を悪化させてしまいます。ストレスを上手く発散させることで、慢性的な肩こりも和らぐでしょう。
- 目の疲れをとる
→目の疲れを眼精疲労と呼びますが、この眼精疲労は目の周りの筋肉だけでなく、肩や首の筋肉も緊張させてしまいます。そのため、目の疲れをしっかり取ってあげることで、肩こりの改善につながるのです。
ヨガは、「ストレスの解消」「上半身全体のストレッチ」にもなるため、肩こりを改善させたいという人は積極的に取り入れてみてください。
肩こりを改善する効果があるヨガ3選
肩こりを改善する効果があるヨガは下記の通りです。
- 猫のポーズ
- 牛の顔のポーズ
- 魚のポーズ
それぞれのポーズのやり方と、得られる効果について詳しく見てみましょう。
【猫のポーズ】代謝の改善&ストレスの解消に
猫のポーズのやり方は下記の通りです。
- 四つん這いになる(手と膝は肩幅くらい開く)
- 息を吐きながら猫が威嚇するときのようなポーズを取る(背中を丸める)
- 2のポーズをとりながらお腹を凹ませて深呼吸しながら20~30秒キープする
- 息を吸いつつ天井を見上げ、背中を少しずつ反らせる
猫のポーズを行うことで、代謝の改善、ストレスの解消につながります。代謝を改善すると首の痛みや肩こりの改善にもなりますので、ぜひ参考にしてみてください。
【牛の顔のポーズ】顔のむくみと肩こりの緩和に
牛の顔のポーズのやり方は下記の通りです。
- 膝を重ねるようにして足を交差させ、床をお尻に着ける
- 両手を足元に添えて胸を開き、そのまま息を吐きつつ上体を前に倒す
- 息を吸いながら上体を起こす
- 一息いれて再び息を吸いながら右腕を天井に伸ばす
- 背中の後ろ(肩甲骨辺り)で手を組む
- 肋骨を天井に引き上げるようにイメージしつつ肘関節を後頭部に移動させる
牛の顔のポーズを行うことで、首のリンパを刺激できるため血行が良くなります。血行が良くなることで、肩こりや顔のむくみが改善されるのです。
【魚のポーズ】肩こりと目の疲れの緩和に
魚のポーズのやり方は下記の通りです。
- 仰向けに横たわる
- 肩甲骨を寄せ合うようにして両腕を体の下に持っていく
- 息を吸いつつ上半身だけを天井に向かって引き上げる
- さらに息を吸いながら胸を真上に引き上げる
- そのままの状態で顎先を上に上げて頭を床に着ける
魚のポーズは、頭頂部にある百会というツボを刺激するため、眼精疲労と呼吸器の機能の改善にもつながります。リラックス効果も高いため、寝る前にポーズを取ることで睡眠の質も上がるでしょう。
【まとめ】ヨガが肩こりに効果がある3つの理由
ヨガは「ストレスの解消」「肩周りの緊張の緩和」など、さまざまな角度から肩こり解消にアプローチします。
慢性的な肩こりにお悩みの方は、ヨガを現在の日常に取り入れてみてはいかがでしょか。
「プロのインストラクターに直接相談してみたい」という方は、ぜひヨガマッチのインストラクターにメッセージを送ってみてください。