そのご褒美にちょっと待った!ストレス過食を防ぐ簡単瞑想法

ストレス過食を防ぐ簡単瞑想法

コラムニスト Asuka

詳しくはこちら

今日もお仕事頑張ったし、自分にご褒美あげちゃおう。あまーいお菓子にしようかな、それとも缶ビールにスナックでもいいかな、なんて思いながらコンビニに小躍りしながら入っていくそこのあなた、ちょっとストップ!

・・・昨日も一昨日もそう言って自分にご褒美あげてませんでしたか!?

つい手が伸びしまう甘い誘惑達。でもそれってご褒美という名のただの過食だったりして。

ということで今回は習慣化してしまった過食を無理なくやめる、マインドフルネス瞑想を利用した解決方法をお伝えします。

習慣はこうして作られる!脳の学習システム

まずは脳がご褒美をほしがるメカニズムから簡単に解説していきましょう。

私たちの脳はおいしそうな食べ物、例えばチョコをみつけると「やったーカロリーだ!!」とテンション爆上げ状態に入ります。とくに糖分をとると脳は大喜びして、その経験を記憶として残すようにします。

そして脳はその記憶を利用し疲れた時や気分がすぐれないときに

「あのときのチョコを食べてまたテンションをあげよう」と応用してくるのです。

仕事で疲れたと感じる(刺激)→チョコを食べる(行動)→気分が明るくなる(報酬)といったループを経験・学習し、習慣化されてしまうのです。

気分はサーファー?欲求を乗りこなそう

ここからが実践編です。

今から紹介するのはRAINとよばれる瞑想で、感情の波に巻き込まれずその上を泳いでいくような方法なんですよ。詳しく説明していきましょう。

R Recognize 「認識する」

今甘いものを食べたいと思ってるな。と自分の感情を認識します

A Accept 「受け入れる」

仕方がない、人間だもの。とその事実をそのまま受け入れます

I Investigate 「検証する」

なんで甘いもの食べたいんだっけ?食べたいと思った瞬間、身体はどう変化するかな?と他人になったつもりで検証します

N Non-identification 「距離をとる」

なんか落ち着かないなぁ、とか、気持ちが高ぶってる、などできるだけ簡単な言葉にして今体験していることを言葉にし、自分と感情の距離を取りましょう。

4つのステップを行うことによって食べたいという欲を客観視することができます。

そしてなによりも「今」の自分に気がつくことが一番大切で重要な事ですよ。

さいごに

たまにはハイカロリーなものを食べて気分をリフレッシュしたいですよね。

その“たまに”を特別なご褒美にするためにも毎日の習慣過食をなくしていきましょう!