幼児をもつヨガ好きママのあるあるヨガコラムNo.1

コラムニスト Kanako

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「ねえ!みて!みて!」と子供の声。

ん?バタバタと家事をしながらいつものように横目でチラッと子供を見た。

普段の朝は何だか余裕がなく子供の頑張りにも、

どこか上の空で耳を傾け、相槌のようにほめていている自分がいる。

「すごいね~よくできたね~」が普段から定着している。

しかし、ん?!えっ?

今日は何か違う!

目を見開き「amazing!!」←なぜか英語

とっさに口が開いた。

6才の娘が私より凄いポーズ(アーサナ)をとっていたのだ。

 

上級者向け弓のポーズではないですか!

しかも、背中を反り頭と足をぺったりと近づけ、

まさに横から見たら円く輪になっている。そしてニンマリとした表情筋も使い(´Ⅴ`*)、どこからどうみても人柄も円い。

 

褒めてもらった満足感からか、

すぐにポーズを解いて何もなかったかのように

リカちゃん人形で遊び、保育園へ行った。

 

さあ、いうまでもないが、このあと子育てあるあるの王道を私も通る。

保育園を送った後少しの時間を使い、

さっそく自宅で1人、ポーズをとってみた。もちろんさっき娘がしていたポーズだ。

ゆっくりと丁寧に呼吸を意識して。

 

もちろん補助具の【バンド】を使ったことはいうまでもない。

 

スーハー。スーハー。呼吸を5回しながら弓のポーズ。

汗がにじみ出たと同時にゆっくりポーズを解き床に身体全てをあずけた。

ぼーっとしながら今していた弓のポーズの事を思い返す。

 

「無表情」と判明。(^-^;

 

それと同時に、子供の表情筋や柔軟性、そして何よりも切り替え力に感心した。

 

更には、先生からもらう形のはなまるではなく、どんな時でも、どんな些細な事でも、形以上の丸を子供にあげたいと強く思った。

 

子育て中ママパパは、では買うことのできない子供から学べる貴重な体験が沢山ある。

 

今回、子供が褒めてもらいたい一心でおこなった円い(まるい)のポーズからの学びで、

大人の私は「形以上の」を子供につけ、満家庭を築いていきたいと改めて感じた。